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【町田誠心園】初任者講習を受けて感じている事

2018-02-26
 みなさんこんばんは!!M☆Yです。本日は時間的にも遅い時間なんで、オープニングトークはなしで…。
 
 私、昨年の12月頃から、初任者講習を受けております。2月に入りましてから座学の方も終了し現在は実技の講習を受けております。特に実技に入りましてから、思うことが多々ありまして、いつか皆さんにお話したいと思っておりました。
 
 単刀直入に言うと、利用者様の立場になって色々な体験をしてみないと分からない事が多いんだなって言う事。まず食事に関して。色々なシチュエーションで行いました。まずはテーブルから離れた状態で食べてみる。自分が食べたいと思うものに手が届かない。結果、手前の物を口にして、おしまい。次はテーブルが頭1つ高い状態での食事。適当に箸を持っていってつかめた物を食べる。感覚的にはヤミ鍋をつついている様な、罰ゲームをしているみたいです。その内面倒になって食べるのを止める。次は目隠しをしての食事。これも口の中に入れてみて何を食べているのか分かる状態ですんで美味しくない。
 私もそうですし、皆様もそうだと思うのですが、普通に食事をする事が出来ますよね。食べる意思があってお腹が空いていたら食事を止めるっていう感覚にはならないと思います。でも自分で体験してみて、初めて面倒くさいって思いました。目にした物を食べようとする。無意識で頭が反応して味の期待値があがる。それによって美味しいと思える。自然に出来ていた事が、出来ないというジレンマがこれだけ食欲を削ぐという事を改めて理解しました。
 
 次は入浴に関して。これに関しましては、その人の感覚にもよるのでしょうが、受身の状態でお湯をかけられると熱い。どういう事かといいますと、まず自分で湯加減を確認します。体感的には全然熱くない。しかし、いざそのお湯をかけられると熱っ!!て思わず声を出してしまいました。もちろん我々が入浴の準備をする時は適性の温度に設定し、湯温を測りながら入浴を行っています。声掛けかけは行っていましたが、それでも一瞬不快な気持ちになるんだなっと考えさせられました。足の指を洗うにしても、どうしてもソフトに洗ってしまう。結果くすぐったくなる。逆にある程度力強く洗った方がくすぐったくはないですし、むしろ気持ちがいい。これも自分が体験するまで全く分かりませんでした。
 
 ベット上での水分の補給に関しましても、ただベットを上げるだけでは、かえって飲みづらく、腰の下にクッションを引くだけで、全然違う。これらの内容以外にも色々な事を学んでいます。が、今自分自身が普通に飲食、入浴、歩行等が出来るという事がどれだけ幸せなことなんだという事を改めて理解しました。やはり、この講習を受ける前までは、自己満足だけで、客観的にしか見えていなかった部分が多かったかもしれません。自分が体験して主観的に見ないと、本当に意味での利用者様達の気持ちを汲む事が出来ないんだと思いました。
 
 3月末までこの講習は続きます。学ぶ事はまだまだあると思います。自己満足だけに陥らないそういう介護が出来る職員になれる様、頑張りたいと思いますねっ。
 
 それでは皆様SEE YOU NEXT AGAIN!!
 
社会福祉法人 三光会
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