ブログ｜社会福祉法人三光会は栃木県日光市と東京都町田市、神奈川県相模原市の特別養護老人ホーム誠心園を運営しています。

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【日光誠心園】ご利用者様から　～訪問介護／地域包括支援センター～

2021-06-30

社会福祉法人三光会「特別養護老人ホーム誠心園」には様々なサービスが併設されています。

デイサービス（通所介護）、ホームヘルパー（訪問介護）、ショートステイ（短期入所）、ケアマネジャー（居宅介護支援事業所）、配食（訪問給食）そして筆者が所属している、今市北地域包括支援センターなどです。

今回の事例は、「今市北地域包括支援センター」の職員が介護予防ケアマネジメントを行い、「ホームヘルパーステーション誠心園」や「デイサービスセンター誠心園」が、支援を行っているご利用者様です。

最近、物忘れの症状を心配していたところです。

先日、デイサービスセンター誠心園で開催したレクリエーション。

今市北地域包括支援センターも地域の高齢者の皆様のために、微力ながら企画等の助言をさせていただきました。

レクリエーション当日は、こちらのご利用者様から「アメリカは前に行ったところだよ。懐かしい」とのご感想でした。

数日を経過していても記憶が鮮明だったご様子で、支援に入ったヘルパーさんにレクリエーションの話をしてくれたとヘルパーさんから報告がありました。

ご本人はとても感銘を受けていた様子で、「アメリカで（亡くなった配偶者と）一緒に回ったコースだった」ととても懐かしそうに話していたようでした。

レクリエーションにはその場の楽しみだけでなく、脳機能にも良い効果があると実感させられました。

さらに、特別養護老人ホームだけでなく、居宅介護支援の事業所同士が協力し合い、地域高齢者の皆さんに対して、「小規模多機能型」のように「チーム」で支援を行っていくことの重要性ややりがいを認識する出来事でした。

ＰＳ

新型コロナウイルス感染症に警戒している日々。

アジサイの全般の花言葉には、今般の世相を表すような「移り気」や「冷酷」といった意味があるそうです。

しかし、アジサイの花言葉はほかにも「和気あいあい」、「家族」、「団らん」、といった意味もあるとのこと。

各事業所同士が節度を持ちつつも「和気あいあい」と、高齢者の皆様の「家族」のような存在となって、「団らん」のような空間や時間を提供できると良いですね。

【日光誠心園】レクリエーション　～通所介護～

2021-06-19

関東地方も梅雨入りとなり、さえない天気が続いています。

デイサービスセンター誠心園では、ご利用者の皆様に「より」楽しんでいただけるよう、レクリエーションの内容を日々、検討しています。

今回は、「映像美と音楽、そしてコーヒーの時間」として、模擬喫茶を開催しました。

以前は、特別養護老人ホーム誠心園の入居者様が使用していた食堂。

現在、新型コロナウイルス対策のために使用する機会がありません。

そのため、スペースや法人保有機材の有効活用も兼ねて、デイサービスでお借りすることに。

レクリエーションの前半は、体操のDVDを流し、身体機能維持のため軽い体操を職員と一緒に行いました。

DVDにはユニークな名前の体操もあり、ご利用者様の一部から冗談やヤジ？が飛んでいました。

今般の状況により、通所介護や老人ホームの「得意技」である外出も封印されて久しく、多くの人々は旅行もできない状況です。

そのため、中盤から後半には、テーマを「アメリカ」として、美しい映像と音楽を楽しんで頂きました。

映像と音楽に集中して頂くため、照明を落として大人のムードを演出。

中には「前に行ったところだ」とか「旅行に行った気分になったよ」と言ってくださったご利用者様もおり、気分転換になったようです。

職員が目の前でコーヒーを立てて、フロアにはコーヒーの香りが立ち込めていました。

おやつは職員が考えたものをお出しし、「いつもと違うね。おいしかった」などと好意的な感想も頂きました。

今後も、法人内の事業所と協力して、レクリエーションを充実できればと考えています。

ワクチン接種が始まります。

2021-05-24

1年以上にわたって私たちを苦しめてきた新型コロナウイルス。この間、ご家族様は、ご入居者様との面会もままならず、また、職員は家庭でも職場でも徹底した予防対策に努め、我慢我慢の連続です。そんな中、高齢者施設ではやっとワクチン接種のスケジュールが形になってきました。今年2月、このブログでも取り上げましたが、大野北誠心園の職員の一人がPCR検査で陽性となりました。しかし、1週間後のPCR検査ではマイナス、抗原･抗体検査でもマイナス、発症もなく、いわゆる偽陽性だったようです。今のところ、当法人すべての施設で、関係者に新型コロナウイルス罹患者は一人も出ていません。あと、数か月、ワクチン接種が終了するまでもうひと踏ん張りです。漠然と暗闇を進むのではなく、わずかでも光明が差してきたことは大いに励みになります。これまでの関係者すべての努力が無駄にならないよう、ワクチン接種が完了するまで引き続き予防対策が緩むことがないように努めてまいります。