ブログ
【日光誠心園】世界アルツハイマーデーの巻
2019-09-14
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。
会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言し、アルツハイマー病等に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす事を目的としています。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
日本でも公益社団法人「認知症の人と家族の会」がポスターやリーフレットを作成し、認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。
この活動の一環として、9月21日を中心に、各地のランドマークや庁舎等がオレンジ色にライトアップされます。
栃木県では9月18日~24日、宇都宮市塙田の八幡山公園にある展望塔『宇都宮タワー』がオレンジ色にライトアップされる予定とのことです。
他にも関連の講演会が行われる等、栃木県内でも様々な活動が行われています。
今年の世界アルツハイマーデー標語は「忘れても 一人ひとりが主人公」。
認知症になっても希望を持って暮らせる社会へ、皆様に考えていただける絶好の機会になるのではないかと思います。